太極拳無極会本部 無極道場 東京

内面をお求めの方はぜひ当会でご受講ください。武術や太極拳に興味をお持ちの方はぜひ無料体験を一度ご利用下さい。

4月 25th, 2012

GWの予定

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ゴールデンウィーク期間中は普通に開講致します。

是非この機会を使って三月と四月に受講できなかった分をお取り戻し下さい。

よろしくお願い致します。

3月 15th, 2012

コースUを新設致しました。

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当会において受講し続けられるうちに、技の使用法をもっともっと練習して身につけたいという方々が見えて参ります。こういう方々のご要望に対応するために、技の使用法の練習に専念するコースを設置させていただきます。

但し、当会の技の使用法に限らせていただきます。よって、コースA若しくはコースSの経験者からのご予約のみを受け付けております。他の方々のご予約はお断りをさせていただきます。

練習内容は当会で教わった使用法のみになります。この範囲内であれば、内容をご自由にお選び頂けます。

詳しくは予約のページを参考してください。

では、ともに太極拳で頑張りましょう。よろしくお願いいたします。

2月 10th, 2012

立つときに骨盤の前後位置を注意しましょう。

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図1 正常な股関節出典http://www.dxc-online.com/ghs/ghs6.html

一つ簡単なストレッチがあります。両足が肩の幅に並び、膝をまっすぐに伸ばし、股関節を曲がり、上半身が俯き、両手が地面にいっぱい伸ばします。この場合は、股関節の角度が90°を越えられない方々が要注意です。股関節に何かの損傷があるかもしれません。

昨日か一昨日の午前中に一つのテレビ番組から股関節に関する大事そうな情報がありました。数人にこの話をして、知っている方は居なかったため、記事を書こうと考えました。これは股関節に位置についての話です。実に多くの方々が立っているときは骨盤を前方に出しています。アニメや漫画をよく見る方はきっと記憶にある姿勢があります。キャラクターの立像に骨盤が前方に出ている場合が多いですね。これは近年来の流行りみたいです。かっこいいと思われるんでしょう、だから沢山描かれます。しかし、この姿勢は医学的にも健康に悪影響を与えることが分かりました。

まずは正常な股関節のレントゲンを見てみましょう。図1は正常な股関節のレントゲン写真です。図のほぼ中央に球状の物があります。これは股関節の太股の部分です。はっきり写っていないが、丸の右側にお椀のような構造があります。球と椀の間にスペースがあります。丸でお椀が球の上に浮いているように見えます。実はお椀と球の間にあるのは軟骨です。軟骨があるから、股関節の接触面はよくすべり、関節が順調に動きます。

図2 股関節症末期のレントゲン出典:http://www.ebm.jp/disease/bone/02hen_kansetsu/guide.html

話を戻します。立っているときに、骨盤が前にでるとなにが悪いでしょうか。骨盤が前に出ますと、股関節も前に出ます。あの球の背中の方がより多くの体重を負担するようになります。この様な姿勢が習慣になっている場合は、長時間の圧力不均等が続きます。この結果は軟骨の局部の摩耗から段々に広がり、軟骨が段々に薄くなり、最終的に消えてしまう恐れがあります。軟骨がなくなりましたら、関節が動かなくなります。もちろん自主の歩きは困難になります。この病気は変形性股関節症とよばれます。誘因を一概に言えませんが、不良な姿勢が重要な誘因らしいです。図2はこの病気の末期の状況を示しています。股関節の隙間が全然消えています。現代医学のお蔭で治療は出きるそうです。手術や数年の長期リハビリなどになります。

この様なことを未然に防ぐために、まずはご自身の骨盤の位置をチェックしてください。猫背で立っている方も要注意です。猫背になれば背中が後に出ています。でもバランスを取るために、肩と骨盤が前に出ます。背中の曲がりに負担を掛けます。長期に続けば、年齢の増加に伴い、背中がこの負担に抵抗する能力が段々に弱まります。背中がますます曲ります。遂に骨の弱化と負担の増加が重なり、背骨が骨折してしまいます。多くの高齢女性が立つときに深い猫背しかできないのはこれが原因です。

日常生活に注意しましょう。背骨をまっすぐに伸ばし、地面に垂直にしましょう。

1月 15th, 2012

小さい力を大きく作用させるには

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私はこういうことを聞かれたときがあります:

合気道の観点から見れば、先生はかなり無理な姿勢で大きい力を出したときがあります。なぜですか。例えば、腕を長く伸ばして横に払うなど。梃子がそんなに長いのにどうしてそんなに強い力を出せるんですか。

私はその場で答えました。その概要は以下の通りです。

人は力の大きさを知るには比較を行います。二つの力を比較して、相手側を抑えた力のほうが大きいと認識されます。自分が回る円柱の前に立っている場面を考えてみましょう。円柱は常に自分に近づいてくるほうと遠ざかっていくほうがあります。では、手を差し伸べて押してみることを考えてみます。近づいてくるほうを押せば、円柱の回転にぶつかり、力をいっぱい出してしまいます。逆に遠ざかっていくほうを押してみれば、力を出さずとも手が伸びてしまいます。この中の区別は円柱の回転に従うか否かにあります。

人の身体各部は繋がっているため、一つの全体として考えられます。従って人を円柱として抽象化することができます。体の局部がどの方向に向かっているかはともあれ、体は一つの全体としての運動方向があります。あの方向に従って押せば、人は簡単に崩れます。ここで、一般の押し方との区別を考えてみましょう。一般の押し方はまずは相手に減速させます。相手の速度がゼロになってから、反対方向に加速させます。つまり、自分に必要な力の分は、相手の慣性や推進力などを相殺した上で、相手の退けの動力までも自分が負担します。大変な力ですよね。逆に、回転方向に従った力を使用する場合は、相手を加速することになります。加速させて、相手自身がバランスを保てないほど加速させます。そうすれば、相手は崩れます。この場合は、加速の力のみが必要となります。相手がそもそも同じ方向に回っていますから、どんな小さな力を加えても、加速になります。この物理性質を活用すれば、小さな力に大きく働いてもらうことはできます。他の分野にもこれの類を見えます。例えば、共振です。小さい力を揺れの進行方向のみに作用させつづけることで、大きい揺れを作ってしまいます。物体が崩れるほどになります。共振は凄いです。1940年11月アメリカのタコマナローズ橋は共振で崩壊したことで世界中に有名になりました。太極拳推手の手法の一つは、相手にバランス維持のために守らなければならない身体振動の最大限度を一気に超過させることで相手を崩します。相手の回転方向に従って押すというやり方はまさにこの作用を発揮しています。この場合は、相手は力を出したくても出せない、どのくらい出しても自身の回転の勢いに負けます。丸で押すほうが大きい力を出したような錯覚を受けてしまいます。

話は速いですが、できるまでは頑張らなきゃ。

武術に興味をお持ちの方はぜひ無料体験の方を一度ご利用下さい。

では、一緒に頑張りましょう。よろしくお願いいたします。

1月 1st, 2012

新年になりました。

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2011年が去り、2012年がやってきました。過去の一年の中に皆様のありがたきご応援を頂き誠に有難うございます。

2011年にいろいろな出来事が発生しました。当会はまだまだ小さいではありますが、皆様の熱いご応援を頂いているため、ギリギリ運営の軌道に乗ろうとしています。

受講者の皆様の殆どは真剣に太極拳にご興味を持ち、習得しようとしていると思います。私も経験を累積し、段々に方法を改善したいと考えております。

皆様のご意見やご要望が時々届いていました。実現できたことがあれば実現できていないこともあります。すぐに実現できないであっても、将来の参考に成りますから、ぜひ引き続きお寄せください。中に他の受講者の方ともっと交流してほしいというご要望があります。当会の講習方式により、この点は確かにちょっと不便です。コースAをうまく利用すれば時々の交流はできますが、範囲はかなり限られるようになります。新たな一年の中に、皆様のご意見をお聞きし、この問題の解消に努力してみようと考えております。

皆様のご様子を拝見し、普段に運動される方とそうでない方はやはり差が大きいです。医学が進み、いろいろ新しい治療法や保健法などがどんどん出てきています。人々の寿命が伸びつづけています。しかし、生存と生活はやはり違います。生活にとって元気は大事でしょう。現代人は自身の鍛錬を怠る傾向が出ているようです。テレビの通販番組もアイデアを変えて似たようなものを通販しつづけています。目に余る運動補助商品で、人々は迷います。迷いの末に有効な運動は器具を必要としていないことは忘れられてしまいそうです。残った方々に走りをされる方は多いでしょ。走りは簡単でお体に支障のない方々はみんなできます。でも走りも問題があります。まずは小さい所にあまりできません。ランニングマシンでもなければ、狭い部屋の中に走る方はやはりあまりいないでしょう。もう一つは走りで運動される筋肉はかなり限られています。運動のパタンも単一です。この様な問題は太極拳にありません。どこでもできます。全身各部の筋肉に多様な運動をさせます。

太極拳はその表面下の中身の特性のため、理解され難い現象があります。なかなか理解できなく、ついつい諦めてしまう方が時々現れます。実際に急いで理解しようとする必要がありません。受講されつづければ、ちょっとずつ悟ってくる日が出てくると思います。人々は太極拳に対する慣れ具合はそれぞれ違いますが、結局、精進してくるのはやはりきちんと受講され続ける方でした。よく休む方はやはり段々に落ちます。では、悟りとは一体なんでしょうか。悟りの一つの実例として一つを挙げます。推手の時、悟りの前はひたすら押すだけでしたが、悟りの後は手が接触するときに自分のバランスがよくないことが分かります。小さい悟りではありますが、確実な精進です。この精進を遂げた方はしっかり受講し続ける方で、決して習得の早いほうではありません。勿論、どうやって皆様により容易に精進できるようにするということは常に私の課題でもあります。

2012年もギリギリの運営になりそうですが、でも頑張っていきたいと考えます。皆様のご応援を引き続き頂ければ幸いでございます。

では、よいお年を〜

よろしくお願い申し上げます。

9月 16th, 2011

太極拳修練の目的

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時代の発展により、武術の役割は常に変化しつつあります。太極拳もそうです。太極拳の中身を修練するかどうかについても、多様な見方が出ています。以下の様に総括してみます。

健康:太極拳による健康効果は人々に認識されつつあります。太極拳を参考に作成された体操も世に出てあります。本格的な太極拳を体操と比較して、一体どこがいいでしょうか。考えてみれば、太極拳の本格的修練により、精神と肉体の統合、全身の協調、内蔵までの適宜な運動などは太極拳を本格的に修練しなければ、獲得しづらい効果でしょう。同時に、太極拳を正しく修練してこそ良い効果があるんでしょう。では、どうやって正しさが評価されますか。本に照らし合わせますか、それとも審判員に採点してもらいますか。どれも形が一定の基準に合うかどうかだけで、太極拳的意味上の正しさではありません。太極拳はまさにあの特有な内面で「太極」という名を冠されてあり、陰と陽の考え方に基づき、柔よく剛を制すことができるかどうかはまさに太極拳の正しさを量る尺であります。

趣味:太極拳の本格的な修練は一定のレベルに達すれば、すごく面白くなります。特に推手の中に陰と陽の変化を感じ、どうやって相手のバランスを軽く崩せるかは大変面白い議題となります。この中に融けているのは太極拳の陰と陽の哲理であり、自然協調な運動法則であります。日常に全くないやり方で相手に接し、自己を維持します。これらはまさに太極拳から伝わってくる文化の内面です。

護身:太極拳は武術ですから、武術の初心としての護身は常に欠かせません。これについても人によって見方が違ってきます。現代社会において、武術を本格的な戦闘に使用するのはあまり現実的ではありません、悪者退治に警察がいます。確かにそうですが、しかし、いざと言うときは頼りになるのは他人ではなく、自分です。警察官が駆けつけるまでどうやって自分や家族や友を保護するかは現実的です。一人一人は事件に逢う可能性が低いですが、何かに逢ってからは遅いです。今度の原発事故はまさに典型的な一例です。

日常に役立つ:太極拳を本格的に修練し始めてから、自身の姿勢の悪さに気づく方々は多々いらっしゃいます。これは健康面に響く以外にも、力の無駄使いにつながります。持っている力がうまく活用できなければ、必要以上に力を出してしまい、(腰や肩などに)運動損傷を起こすリスクが増します。例えば、重いものを運ぶときは腰がかなり怪我しやすいです。しかし、太極拳をうまく修練すれば、自身の各部を感じることができ、力を合理に分散して運べるようになり、体のどこでも無理しないようになります。他に、太極拳の本格的な推手練習は練習者の柔軟性やバランス能力や臨機応変などをかなり鍛えます。例えば、不注意に他人にぶつけられた時は、反射的に姿勢をうまく調整に、転倒し難いようになります。まだいろいろあります。

本格的とは

「本格的」と言いつづけてきましたが、二人が戦う姿を思わせてしまうも知れませんが、実際はそうではありません。太極拳の修練はかなり穏やかです。本格的とは太極拳的な感覚や運動法を本格的に考え習得するように努力することを指します。空手のような突き蹴りの対戦はありません。柔道のような基礎体力作りや投げもありません。しかし、本格的でありますから、正しい姿勢を求める穏やかな過程に流される汗も少なくありません。難易度を低下させ、もっと学びやすくするために、ゆっくり、気長に、ちょっとずつ習っていくことはキーポイントでしょう。

7月 1st, 2011

推手中の「強い」と「弱い」は相対的

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最近数週間の講習中に度々、「力を抜いたら、負けちゃう」と言う考えが出ています。

間違いだとは言えませんが、よい方向だとも言えません。要は程度です。不要な力が少しでも残っても運動の邪魔になります。兵法の言葉を引用すれば「己を知る、敵を知る」というのは先決です。戦いはこの後です。太極拳の経典を引用すれば「人が我を知らず、我のみが人を知る」と言います。つまり、「知る」は要点です。相手を知らずに動きますと、無駄な力を沢山出してしまいます。これと同時に自身の動向を相手に発信してしまいます。自身の同行は相手にうまく利用されれば、遣られます。自分が相手の動向をはっきりかつ素早く探知するためにも力を抜かなくてはなりません。喩えで考えてみれば、足音で他人の行動方向を判断したい時に、耳にイアフォンを入れたままに音楽を流しています。こんな風ですと、よほどの聴力と判断力が無いと、何も分からないでしょう。推手は同じです。無駄な力は雑音に等しいです。これ以外にも、力を抜く過程は時間がかかります。さらに、抜くことを忘れてしまえば、力をどんどん入れてしまって、固まってしまいます。自分が固まらないと思われるかも知れませんが、現実は普通に固まっている方は少なくありません。

推手は練習が必要です。教室以外にも練習仲間がいたほうがよいでしょう。フェースブックのグルーブを活用すれば練習仲間が見つかるかもしれませんよ。注意点は力を抜くことです。是非、教室で私に指導させてください。よろしくお願いいたします。

当会の太極拳にご経験をされていない方は是非「無料体験」をお試しください。

6月 28th, 2011

グーグル広告表示数から太極拳の景気現状を見ます。

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今日はグーグル広告のデータを掘り出し、首都圏の太極拳トレンドを見てみました。下記の図に表示されるのは当会のグーグル広告の表示回数の推移です。
この図からはっきりと見えるのは今年の1月の境とすれば、広告の表示回数は去年の二分の一以下となります。差の大きい所では五分の一もあります。太極拳を好む方々が減ったんですか、グーグルの日本のおけるマーケットシェアが一気に落ち込んだですか、それとも他の原因によるんですかね。

6月 15th, 2011

予約可能時間についての説明

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予約サイトの表示の仕方により、皆様に勘違いをさせてしまっていたかもしれません。

予約サイトのコース一覧に、コース説明の下に現存予定の無い場合は、予約できないではなく、まだ予約されていないだけです。「新規予定を申し込み(予約)」をクリックして新しい予定をお作りいただけます。

これからも、何かご不明の点や改善できる点がありましたら、是非お知らせ下さい。よろしくお願いいたします。

6月 12th, 2011

予約締切りの変更

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首都圏において、夜11まで帰宅しておられる方々が多いみたいため、予約の締切り時間を変更しました。

変更前:受講前日の21:00まで。

変更後:受講前日の23:50まで。

よろしくお願いいたします。

6月 12th, 2011

予約はできれば、速めにお願い致したい。

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最近、受講者の皆様はお忙しいかもしれませんが、土日の予約はかなり不均衡になっています。週末の土曜日と日曜日は、中の一日に予約が込んでしまって、後の一日は大分空きます。大変恐縮ですが、可能であれば、お早めに予約していただき、受講されたい方々は全員ご希望の時間帯を見つけられるようになればありがたいです。よろしくお願いいたします。

6月 7th, 2011

Facebookのグループができました。

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Facebookのグループができました。

ページ右側のリンクでご覧いただけます。

「Facebook」のリンクは私の個人ページに誘導します。

「Facebookグループ」のリンクは「太極拳無極会」のグループに誘導します。但し、グループへのご加入は申請が必要です。当会の太極拳コースを受講中の方々の申請のみを受付いたします。

人気が出ることを期待しております。

5月 29th, 2011

速めて遅れる

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太極拳の修練は常理と異なる所があります。一般の考え方では練習スピードをあげれば同じ時間で練習の回数が増し、上達もより早くなります。しかし、太極拳の観点から見れば、必ずしもそうではありません。特に太極拳の基礎をしっかり身につけていない方にとってゆっくりした練習はかなり大事な練習法です。太極拳の日常練習に一つの重要キーワードは「均等」です。均等というのはスピードが変化しません。これが簡単だと思われるかもしれませんが、実際に遣ってみますと難しい所があります。

太極拳の均等は全体的なもので局部の均等ではなく、その定義もし難いです。直接に定義することはできなくても、間接に説明してみます。均等であれば、スピードが変わらない、スピードが変わらなければ力が出ない。つまり、全身が空気のように漂いながら太極拳の動作を完成します。ゆっくりしている時はよく感じれば、ガチガチに動いているとの感覚がよく出てきます。これは運動の途中に止まってしまったということです。一般の練習過程はまずはこのガチガチさを感じ取ります。そして、感じながら止まる所を消して、滑らかな運動に繋げます。早く動けば止まらないのが普通ですが、すごくゆっくり動けば多くの方々がガチガチになります。このガチガチを消す過程は緩みと筋肉コントロールを習得の一歩でもあります。

話を変えて、ゆっくりも場所によります。教室に受講される時は特別な考慮がある場合を除き、あまり遅いですと時間が惜しいです。特に二人同時受講の場合、二人の練習時間を合わせるため、現時点での最適な練習を十分に行えない場合があります。ですから、教室で練習スピードを上げるよう指導するときがあります。逆に限界もあります。日常の運動スピードで見れば、教室での練習はやはり遅い方です。コースSの場合は時間合わせの心配はなく、ご要望に合わせて指導したいと思います。

因みに、ご要望と言えば、私が勘違いしてしまう時があります。指導法についても進化し続けさせたいと思います。何かお考えがある時はぜひ気軽にご相談下さい。

最後に、焦らずに、しっかりと練習しましょう。常にこちらの各点(初心者の太極拳難関)をチェックしながら練習して下さい。

5月 23rd, 2011

交通距離集計

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今日は当会でご受講される方々の当会に通うための距離と時間を集計してみました。距離と時間はGooの経路検索機能を利用して算出される物です。必ずしも正確なものではありません。

キロメートル
平均: 74.57 60分以下: 33.33% 25.38
標準偏差: 31.54 60分〜90分: 38.10% 21.29
最大: 171 90分以上: 28.57% 104.9



5月 14th, 2011

コースの調整

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さきのことを考え、これからの各コースについて以下のように調整させていただきます。

  • コースAは一回一時間に限ります。二回連続予約はもちろんできます。90分の講習はこれから受付致しません。
  • コースSは60分ずつの延長になります。(以前は30分ずつの延長は可能でした。)

新しいコースの受付も始めました。

  • コースTの受付を始めます。これは推手専門のコースです。推手の練習を強化したい方におすすめです。完全に初心者の方におすすめしません。

時間の配分について、以下のように調整させていたたきます。

  • 基礎練習の時間を以前の三分の一位まで抑えたいです。基礎練習は大変重要ですが、これに好まない方が多いようです。どんな大事な練習でも、練習者がいないと意味はありませんから、基礎練習のほとんどは皆様各自にお任せします。基礎練習を受講時にやりたい方は完全マンツーマン講習をご利用の上、別途お申し出下さい。

2月 26th, 2011

練習中に落ち込む方へ

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太極拳はそのゆっくりした練習ぶりで人々に簡単だという印象を与え安いですが、実際に遣ってみますと、全然そうでありません。太極拳自体はかなり高度の武術である故、武術の基準で練習はチェックされます。踊りと違って、踊りは元気が出て綺麗であればOKですが、武術は理に適わなければいけません。

一例とすれば、太極拳の最初の部分で、手が上がってから下がります。これはちゃんとした技ですから、この技の意味をきちんと理解して覚えなければうまく練習できません。受講の時にも注意点が沢山指摘されます。これで難しいと感じて身を引く方も居れば、内面の充実さを感じて逆に興味が湧く方も居ます。この点で考えれば、太極拳はチャレンジが好きな方により適合しているかもしれません。

太極拳はその特有な性質により、練習者が直面する問題がそれぞれとなっています。練習者の主観願望に合わせて、難しさもそれぞれです。もう一面でいえば、難しさがある故、面白さもあります。これはゲームと同じ原理です。全然難しくなく、一方的に勝ちつづけるゲームはすぐに飽きます。最初から難しすぎるゲームはプレーヤに落ち込ませます。太極拳はどっちかといえば難しいほうです。却って言えば太極拳に面白さが沢山秘められています。

人によって、練習しても練習しても上達しないと感じる場合があります。これは正常です。武術の修練に焦ってはいけません。毎日、練習すれば必ず会得があります。気付かれ難いかもしれません。道を見失いそうな時はぜひご相談下さい。一例とすれば、当会で必ず教える歩きの練習です。歩きを毎日練習しますが、いつも先生に同じポイントを指摘されます。それはそうですよ。長年の悪い癖は簡単に抜けませんから。まずは癖に気づくことは大事です。簡単な方法としては、練習の状態を変えてみることです。体力充実の時で練習するより、疲れた時で遣るほうを試してみます。疲れていますから、体力の消耗を抑えるために、どうすればいいかを探ってみます。この点では都合よく、太極拳は楽のほうが良いほうです。

指導中にも、私がどれくらいを指摘/解説すればいいかを考えます。現在の太極拳の学習過程は一つの喩えで説明できるかもしれません。「一人の先生について、小学校入学から大学卒業まで学びます」。まだ小学校の段階であれば、中学校の内容を理解するのは難しく、増して大学の内容を理解させるのは無理な話です。いろんな段階でもいろんな練習様子になります。推手を例とすれば、小学校段階は力に頼ります。中学校段階はとにかく流してみます。高校段階は素早く自己のバランスを調整しながら攻防できます。大学段階は陰と陽を指針にし、意識で攻防を導きます。この様な喩えは必ずしも正確ではありませんが、実際は似たようなものだと考えています。

可能であれば毎週受講して、チェックさせて下さい。進歩は少しずつ得られます。問題点を一つずつ狙い、気長に継続していけば、「あっ、できた」と気づく日は遣ってくるんでしょう。ともに頑張りましょう。

1月 8th, 2011

太極拳は陰と陽に求めます

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インターネットの迅速の発展により、各地の太極拳事情を知ることが簡単にできました。2010年に「太極拳」と冠された運動は世界中に一層流行になってきたと思います。太極拳の「武」の性質を探る方々も段々に現れて着ました。嬉しく思いたいです。私が関心をより持っているのはやはり中国と日本の太極拳事情です。練習者の経歴などにより、色んな内容が混じる現象がよくあります。一例としては太極拳の形と空手の中身です。一つの特徴的現象としては相手が一発打ってきて二発目が来る前に、自分が数発打ち返します。あの様にやれば、実際に太極拳としての利点は全然ありません。ひたすらスピードを上げればいいでしょう。太極拳は武術の頂点に立っていた原因は絶対にその速さにありません。私は「立っている」でなく、「立っていた」を使った理由は、現代のほとんどの太極拳練習者は健康や社交目的なので、武のことを考えていません。

太極拳人口が膨大である故、太極拳の武の内面を真面目に求める、または興味津々の方々の総数は少なくないと考えられます。一部の方は太極拳試合の優勝を目指されます。試合に優勝やメダルを獲得することは確かに偉いですが、試合の内容を考えてみれば疑問が出てきます。形ばかりの試合で、中身はどうやって競いますか。現代競技太極拳に既に京劇などからの難易度の高い動作が組まれています。確かに難しくて、うまくできたら偉いですか、武の内面が体現されていますか、競技体操との区別がつくのでしょうか。難易度の高いものを求めれば、自由体操があります。難易度低いものを求めれば散歩があります。華麗さを求めればダンスがあります。競技太極拳では、民間の文化交流として作用がありますが、太極拳の真義として伝達されるものは皆無です。

武術は何時も「気」という言葉から離れません。多くの太極拳練習者は気を求めています。気というものは一体何でしょうか。実際に誰もはっきり言えません。「はっきり言うとは」他人が聞いたら成功に真似できるように言うことです。そんな例は聞いてません。「気」という概念は誰でも自分の練習で段々に形成します。「気」の字は太極拳の経典足る「十三勢行功心解」と「十三勢歌訳」に出ていますが、定義されたところはありません。動画サイトで出ている気を操る偉い先生たちはその技が一般挌闘家にも効く例はまだ見えません。逆にその反例は出ています。「気」といえば、古代の人たちがある種の物に対する総称だと考えられます。この種のものは見えないですが、感じるまたは利用することができます。例として、道教の世界観に世界を構成する基本物質は「気」と呼ばれます。中医に人体の代謝に参加するあるものを「気」と呼ばれます。中国では「怒りを生む」を「生気」と呼び、あの「気」は「怒り」という感情を指します。空っぽだが、何時も感じ取れるあの「気」は空気と呼ばれます。日本語に個人の感情が「気持ち」とよれば、グルーブの感情傾向が「雰囲気」と呼ばれます。太極拳の気は一体どれを指すんでしょうか。実際にどれも当たりません。武術の気は「内気」という汎称がありますが、その解釈が現代医学と融合できる日まで意味不明の状況が続くんでしょう。

しかし、なぜ太極拳の気に対する解釈は何時もそんなに曖昧でしょうか。あれは気を身体の運動から分離させ独立させるためだと考えられます。「十三勢行功心解」の文脈を見れば、著者はかなり高度な文学水準を有していました。中国古代の文化人たちは高度な表現法を使う傾向があります。「気」がどうなる、「気」でどうすると言っているところを逆の方向から見てみれば、筋肉や骨を使わないことになっています。気だけでの運動になります。しかし、あれは不可能である故に、「気」の表現は誇張の修辞法として認識されるべきです。簡単に言えば体を気のようにし、気のように滞らなく、気のような流れる運動をとります。これは太極拳の基本運動状態です。次の問題は太極拳の武の性質はどのように生まれますか。

太極拳はその名称どおりに太極の原理で運動します。太極は陰と陽で構成されます。自分と相手のすべての運動は陰の部分と陽の部分を含みます。常に自分の陽を相手の陰に送ります。常に自分の陰で相手の陽を受け流します。陰と陽のバランスが破壊される方が操られます。操られたら、打撃を受けたり、倒されたり、飛ばされたりします。太極拳の中の陰と陽を掴めるために、澄んだ精神と身体が必要です。精神面ではいわゆる「明鏡止水」にし、細微の運動まで感じ取ります。身体面は「無極」の状態に近づき、些細な変化でも反映させます。正しい運動環境を作って、正しい情報を収集して、正しい指令を脳から出して、正しい伝達をして、正しい効果を生じます。太極拳の精微さは殆どの武道と次元が違います。殆どの武道は手足のスピードや筋力を強調しますが、太極拳はこれらの面で負けを認めます、逆に他の武道の弱い面で勝負します。その故に、太極拳を理解することは大分難しくなっています。正しい思想に基づいた丁寧な指導を受けることは太極拳の習得にとってとても大事なことになります。従来、太極拳界に先代の真髄を受け継げた人は「代不数人」と言われます。つまり、一代の中に数人しか居ません。マンツーマンまたはこれに相当する指導法は望まれます。どこまで習得できるかは各自の努力次第となります。

従来の運動観念を完全に洗い流し、太極拳は生活に融けます。太極拳や中国武術の習得をお考えの方はぜひ当会へお越しください。極少人数で丁寧な指導を提供しております。よろしくお願い致します。

12月 26th, 2010

年を跨いで

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2010年を送り、2011年を向かえ、新年の足音が聞こえてきます。お正月に出かける予定はありませんから、太極拳を体験してみたい方はお気軽に「無料体験」のほうをご利用下さい。

2010年4月に上京してから、多数の方々の支えをいただいてやってきました。感謝しております。福島県の皆さんを思い出します。当初は一ヶ月か2ヶ月に一回戻るつもりでしたが、うまくいけなく、今まで帰れませんでした。申し訳なく思います。郡山市で受講していた方々も私が身近に指導できなくても太極拳をやめないで欲しいです。

受講し始めた方が居れば、止めた方もいます。それぞれの望みは合うかどうかのことでしょうか。私はやはり太極拳特有の楽しさを皆様に体験していただきたいです。太極拳の修練にとって探求心は大変重要な調味料です。力んだら負ける。なぜなの……。これを試し,これを考え,これを練習中に検証します。勝つために譲る。負けてあげるから勝てる。あえて常識と逆のやり方を取り、不思議の感覚を楽しみます。

基礎は難しいです。人生数十年の間に積もってきた悪い習慣は簡単に直りません。しかし、苦労は頑張る人を裏切らない。腰の痛みが消える話は聞こえます。

太極拳は奥深いです。太極拳の中に探求することは楽しいです。時にすごく悩みます。でも、いつか晴れてしまいます。太極拳を迅速に習得したい方もいますが、天才であると可能でしょう。文化の差もあります。太極拳の裏側にある哲学を理解することは工夫を要します。いつか纏めてみたいですが、うまく言えなくて、見送るしかありませんでした。まだまだ頑張らなくてはいけませんなぁ〜

2011年も太極拳習得に向けてともに頑張りましょう。

よろしくお願いいたします。

12月 25th, 2010

気の病

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武を極めたい人は「気」という言葉を耳にしたことがあるんでしょう。気が大事な要素になっている同時に、不当な気の運びも病を招きます。

丹田に気をうまく運ばなければ少なくとも2種の病が出てきます。

一つは気を丹田に沈める方法が間違っていたら、「小腸疝気」になる可能性があります。

一つは丹田の中に回転がうまくできなければ、両脇の下に「気痞」というものができてしまう恐れがあります。

「気痞」という言葉の出典は「傷寒論」の「辨太陽病証併治下」です。中医の病気名です。体に空気の泡ができてしまいます。泡がまずいところにできてしまったら、命に関る問題にもなるそうです。昔、武式太極拳の練習者に帯脈(脈の名、骨盤のあたりに体に一周)の側に気痞ができてしまい、無くなったことがあるそうです。

内家拳の名人の孫禄堂は若い頃から気を丹田に入れ、堅い丸のようにしていたが、宋世栄先輩に訪問しに行ったときに、宋世栄に以下のように言われました:だめ!だめ!お前は気を下腹に通しているんだが、その堅いものを解けなければ、いずれこいつに足を掬われるときが来る、上乗の物ではない。(原文:「否!否!汝雖氣通小腹,若不化堅,終必為累,非上乘也。」)

先達たちに既にこの様な問題を認識していました。私たちの指針として活用させていただきます。太極拳の愛好家たちはみんな習得出きるように。では、頑張りましょう。


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中国拳法とも日本ではよく呼ばれるが、中国での名称である武術という言葉が示すのは徒手技術である拳法のみではなく、火器を除く武器術も含まれる。武器は中国においては器械、または兵器と呼ばれ、刀や剣に代表される短器械、槍や棍に代表される長器械などがある。中国の武術の門派の数は400とも600とも言われるが、徒手拳術と器械を備えている門派が多い。 現在、「武術」(ウーシュー、日本名「武術太極拳」)の競技名で点数制の套路競技(表演競技)や散手(散打)競技(徒手の組手競技)が中国国内だけでなく国際的に行われている。(この国際競技スポーツとしての「武術(武術太極拳)」は、節「伝統拳と制定拳」や武術太極拳を参照) 現在中国での武術の目的は「看」、「健身」、「実用」、すなわち見て美しい演武を行うこと、体を鍛えて健康になること、そして相手を殺傷できる力をつけることの3つであると考えられている。「看」の側面を強調したものは表演武術武術太極拳である。「健身」の側面を代表するものは太極拳である。太極拳の愛好者は世界中に大勢いるが多くの人が武術としてよりも健康法として行われている。「実用」の側面には二つの大きな流れがあり一方は競技化された散打と呼ばれる対戦スポーツ形式の競技であり、一方は民間もしくは様々な武館等に伝承される伝統流派の存在である。こちらは今尚古来より伝わる本来の武としての練功(練習)方法を伝えている。日本の例で例えるなら前者はk-1に見られる競技化の一形態であり後者は伝統保存を目的とした古武術と見る事が出来る。「健身」に関しても古来においては自身を強靭な武器と化す為の命懸けの危険な練功(練習)法も存在した。 目次 [非表示] * 1 歴史 o 1.1 中国武術の一般名 * 2 分類 o 2.1 外家拳と内家拳 o 2.2 少林派と武当派と峨眉派 o 2.3 北派と南派 o 2.4 伝統拳と制定拳 * 3 門派 o 3.1 北派(外家拳) o 3.2 北派(内家拳) o 3.3 南派武術 + 3.3.1 広東南派系 + 3.3.2 福建南派系 * 4 武器 o 4.1 短器械 o 4.2 長器械 * 5 関連項目 * 6 外部リンク 歴史 [編集] 少林寺千佛堂の壁画 中国武術の起源は、漢王朝(前漢・後漢。紀元前206年 - 220年)の時代に黄河沿いに住んだ人々の自衛も含めた戦(いくさ)の為の教練から始まったといわれている。その後、間もなく娯楽の要素としてや健康法としても見直されるになった。現在、中国武術の門派は多種多様な民族に比例し数え切れない程存在する。そのそれぞれが自らの門派の起源に関する逸話を持っているが、自らの門派が優れたものであることを示すために伝説上の有名人や英雄に創始者を仮託しているものも多く見られる。最も有名な少林拳、太極拳について開祖伝説を記しておく。 右の壁画は、松田隆智の著書『少林拳術羅漢拳』によると、「中国で発行されている『世界体育』に、壁画は元南京軍区副司令員の銭釣将軍が1917年から1921年にかけて描いたものであるという。」 少林拳の開祖伝説 河南省嵩山にある禅宗の寺院である少林寺は武術の修行場所としても有名であるが、少林寺の武術の起源として、インドから来た菩提達磨が始祖であるという。菩提達磨が少林寺に来て禅宗の教えを授ける際に、少林寺の僧侶たちが体力が無くて精神を鍛えることが出来ないことを嘆き、体力を鍛える秘法、易筋行、洗髄行を授けた。その後洗髄行は失伝したが、易筋行を元にして少林寺で十八羅漢手という武術が発達し、これを元にして少林拳が出来たという。実際には菩提達磨が少林寺で坐禅をしたという伝説があるのみで、武術を授けたというのは後世に作られた逸話といわれている。 太極拳の開祖伝説 少林寺で修行した張三豊は、その後に武当山にこもって修行し、道教の吐納法(呼吸法)や導引術(心身鍛錬法)などを合わせた内家拳を編み出した、とされる。ただし、この逸話は、少林寺の武術よりも柔軟な体術を使い、より洗練された武術であるとの主張をしたいがために、伝説的な仙人であった張三豊を始祖とし、元少林寺で学んで更に工夫したという話を繰り入れただけの作り話であると考えられている。歴史的にはっきりしている太極拳の源流は、河南省の陳家溝という村にあり、ここでは代々、陳氏の一族に伝えられている武術があった。古い武術、おそらくは同じ河南省にある少林寺系統の武術が狭く一族だけに伝えられる内に独自の発達をしたものであると言われている[誰?]。また、陳氏の武術には戚継光が著した『紀効新書』の「拳経」三十二勢から技法が採用されている。 義和団の乱 中国武術の一般名 [編集] * 1911年に馬良が「新武術」という名称を著作『中華新武術』で提唱。 * 1927年に中華民国の張之江が「國術」という統一一般名称を提案採用される。 * 1928年に張之江は中央國術館を設立。 * 1952年中華人民共和国の国家体育運動委員会の運動種目の名称を「武術」とした。 o 中華民国では「國術」のまま存続した。 * 1980年ごろ新武術というあらたな種目も提案される。 分類 [編集] 中国の武術は有名なものだけでも400種類以上と言われ[誰?]、その全てを網羅することは不可能であり、また分類整理も完全とは言えない。中国の武術をいくつかに分類する方法があるが、いずれも異論がある。 外家拳と内家拳 [編集] 少林拳のように筋骨、体力を鍛え、体を外面から強くして剛力を用いる武術を外家拳と呼び、太極拳のように呼吸や内面を鍛えて柔軟な力を用いる武術を内家拳と呼ぶ。しかし、実際には少林拳も初期の練習でこそ筋骨を鍛えるが、練度が進むと内面を鍛え、逆に、太極拳にも剛の力が多く含まれている。武術を深く理解しない者が表面的な技法のみを見て行った分類だと考えられることから、現在では重視されることはほとんどない。 少林拳は仏教の寺院で学ぶ武術であるので出家した者、即ち家の外にいる者が修める武術であるので外家拳、太極拳は出家しない道教の信者、即ち家の内にいる者が学ぶので内家拳である、とする説もあるがあまり一般的ではない。別の説として、黄百家の「内家拳法」がある。しかし、一般的に言われる内家拳との関係は不明であり、また太極拳との関係も不明である。 ちなみに日本では内家拳の普及度が高く、海外では外家拳の普及度が高い。 これは中国系移民が広東省福建省といった外家拳が盛んな地域出身者が多い為と言われている。 少林派と武当派と峨眉派 [編集] 多くの武術が少林寺の武術を起源とする伝説を持つことから、少林拳を含めて数多くの武術を少林派と呼び、太極拳の創始者とされた張三豊が修行した場所が武当山であることから太極拳を武当派武術と呼ぶ。しかし達磨大師の伝説も張三豊の伝説も信憑性が薄いことから、この分類自体ほとんど価値がない。太極拳の門派の者が少林拳門派に対抗意識が強いために、2つの門派が対等で対立しているという発想から無理に考えられた呼称であるように思われる。別の説として、1928 年に南京中央国術館が開設され、当初は学科として、少林門と武当門が設けられた。武当門の中に武当拳、太極拳、形意拳、八卦掌などが含まれていた。後に学科の分類は改められた。 北派と南派 [編集] 狭義では、北派少林拳と南派少林拳のことを指す。河南省嵩山少林寺とは別に、中国南部の広東省か福建省に南少林寺があり、嵩山少林寺を起源とする武術が北派少林拳、あるいは単に少林拳と呼び、南少林寺を起源とする武術を南派少林拳と呼ぶ。清代の反清復明運動(満州民族の王朝である清を倒して、失われた漢民族王朝である明を復興させようと言う秘密結社的活動)においてその拠点が南少林寺であり、その活動の中で発達した武術が南派少林拳であるという伝説がある。南少林寺はあくまで伝説上の存在とする説が有力であり(唐豪(『少林拳術秘訣考証』)、近年まで南少林寺の存在自体が架空のものであるとされていたが、南少林寺に関するものと思われる嵩山少林寺で発見された古文書や福建省に南少林寺のものと思われる遺跡が発見されたとして、現代では実際に存在したのではないのかとする説も現れている。南少林寺の真実の解明については今後の研究が待たれる。なお現在、福建省泉州市に存在する「南少林寺」は新たに建立された寺院である。 北派と南派という名称は広くは中国北部と南部で行われている武術を指す(南北の境界は長江)。南拳北腿と言われ、南派は拳、即ち手や腕を多く用い、北派は腿、即ち蹴りを多用すると言われている。北部は平原が多いために移動や跳躍や蹴りの多い武術が発達し、南部は川を船で移動することが多く狭い場所・揺れる場所でも練習できる武術が発達したという説があるが真偽は定かではない。確かに中国南部における武術には主に上半身を用いる武術が多く見られ、北部では少林拳、査拳など蹴りが多彩な武術が多いことは事実であるが、南部でも莫家拳の様に蹴りを得意とする武術があり、北部にも形意拳、八極拳、翻子拳と言った蹴りの少ない武術があるので、必ずしも正確とは言えない。長江以南では、広東省や福建省を中心として北部の武術とは異なり上半身を多く使い、下半身は安定させて移動は少なく力強い拳を打つといった南部特有の共通した風格を持つ武術が多く見られるために、現代でもこれらの武術は総称して南派と呼ばれる。ちなみに南拳という流派は存在しない。長江以北の武術は太極拳も少林拳も含まれる。 実際に練習をしてみれば分かるが、蹴り技は運動量が激しく真夏の炎天下に練習を行えば体力の消耗が激しい。また拳技は冬場は手がかじかみ自身の拳を傷つけやすい。 こういった気候的風土の違いから温暖な南部では拳技が発達し、寒冷な北部では蹴り技が発達したとも考えられる。 伝統拳と制定拳 [編集] 武術太極拳(表演競技)に詳しく説明されています。 門派 [編集] 制定拳の長拳、太極拳、南拳は、それぞれ、北派の外家拳、内家拳、および南派拳術を競技スポーツ用に編集したものであると考えられる。これ以外の伝統武術を見てみると下のように分類することが出来る。 * 北派(外家拳) o 少林拳、査拳、翻子拳、八極拳、蟷螂拳(螳螂拳)鷹爪拳(鷹爪翻子拳) * 北派(内家拳) o 太極拳、八卦掌、形意拳 * 南派武術 o 洪家拳、詠春拳、蔡莫拳、白鶴拳、蔡李佛拳 分類の正当性については異論があるがここでは便宜上、上記分類に従った順番で各武術を紹介する。別の説の例として、伝統武術の四大流派は、華拳、峨媚拳、武当拳、少林拳とする。多くの門派はこれらから分かれた。 北派(外家拳) [編集] 少林拳、査拳、翻子拳、八極拳、蟷螂拳、鷹爪拳、鷹爪翻子拳などがある。 少林拳(しょうりんけん) 少林拳は中国河南省嵩山に伝わる武術、もしくはその流れを汲む武術一般を含んでいる。その歴史は古く、各派の武術に大きな影響を与えたことから「天下の武術少林より出ず」と謳われている。 上海精武体育会では、潭腿を初級で学び、少林五戦拳(大戦、脱戦、短戦、十字戦、合戦)を正科とし、さらに羅漢拳を学んだ。 少林拳は日本ではしばしば「少林寺拳法」と呼ばれる。しかし、現在広く知られている少林寺拳法は中国の拳術を学んだ日本人宗道臣が日本で新たに創始した武術であり、柔術など日本武術の特徴を多く有しつつ独自の技術を持つ武道であることから、中国少林寺に伝承される武術とは異なる。 査拳(さけん) 査拳は中国山東省冠県がその発祥地と言われている[誰?](諸説あり)。古くからイスラム教徒(回族)の間で伝承されており、代表的な長拳類の一拳種である。動作は大きく、腿法を多用し、跳躍を含み、また一路査拳から十路査拳、いくつかのこれらを補う多くの拳術套路、器械套路を有している。現在ではいくつかの派に分かれ内外に広く伝承されている。 翻子拳(ほんしけん) 翻子拳は「双拳の密なること雨の如し、脆快なること一掛鞭の如し」と謳われるように両の拳を雨あられの様に連続して繰り出し、あたかも爆竹が炸裂する様な風格で非常にスピード感あふれる武術である。翻子拳は手技主体であるため、近年、足技主体の戳脚(てききゃく)と合わせて練習されることも多い。「戳脚翻子拳」として合体していることがある。 八極拳(はっきょくけん) 八極拳は中国河北省がその発祥地といわれ、古くからイスラム教徒(回族)の間で伝承されてきた。後に漢族に伝わり、それぞれ独自の発展を遂げている。その特徴は「崩」「撼」「突」「撃」に代表される重厚な風格を有しており、動作は比較的簡単に構成されている。八極拳は接近戦を得意としているため、ロングレンジでの攻防を得意とする劈掛拳と兼習されることも多い。孟村系、南京中央国術館系、西北系、東北系、武壇系など多くの派を生みだした。 蟷螂拳(とうろうけん) 蟷螂拳(螳螂拳)は王朗が獲物を捕るカマキリの動作に着想を得て創始したと伝えられる武術である。清朝の頃より中国山東省で伝えられ、現在では七星、梅花、太極、六合、八歩など多くの派に分かれ中国各地に分布している。武術としては「補漏」(すきあらば打つ、の意)を基本とする。手法が複雑で連関性に富み、「上下連貫」と呼ばれる手法と腿法のコンビネーションが巧みで、スピード感あふれる独特の風格を有している。伝承される套路や技法が非常に多いため「螳螂三百六十手」と称され、どんな技でも螳螂拳を探せば似たものが見つかると言われる[誰?]。 北派(内家拳) [編集] 太極拳、八卦掌、形意拳、六合八法拳などがある。 太極拳(たいきょくけん) 太極拳は、河南省陳家溝の陳一族に伝わる武術を元に広まり、現在では多くの門派がある。最も有名な五つの門派を五大太極拳ということがあり、それぞれ創始者の名を取って陳式、楊式、呉式、武式、孫式と呼ばれる。楊式は愛好者が最も多く、緩やかな動作を主とする。陳式は激しい動きを多く含み、少林拳に通じる技法も多い。他の太極門派に伝承されていない技法が数多く存在しているため、陳式を太極拳の源流とする説があるが、反論もある。いずれの門派も、静かな呼吸と緩やかな動きの架式(形)による修練方法が最大の特徴で、その動きが健康増進に効果が高いとされ、現在では武術としてよりも健康法として世界に広まっているが、有段者レベルだと推手と呼ばれる実戦的組み手練習も行われる。健康法として広く行われている簡化二十四式太極拳は、楊式太極拳に呉式のよりシンプルな動きを取り入れた制定拳と呼ばれる太極拳で、二十四の複合技(式)からなっている。 八卦掌(はっけしょう) 八卦掌は、その名の如く殆ど拳を使わずに開いた掌(てのひら)を用いることと、また相手を中心とした円周に沿って滑らかな動作で移動する、走圏と呼ばれる歩法に特徴がある。非常に難度の高い武術であるとされる。代表的な套路には、老八掌、八大掌、連環掌、龍形掌、六十四掌などがある。 形意拳(けいいけん) 形意拳は太極拳や八卦掌と同じく、北派、内家拳に分類される。陰陽五行説を技法として表現する五行拳(金行劈拳、水行鑚拳、木行崩拳、火行炮拳、土行横拳)と呼ばれる五種の基本拳と、その応用で十二形拳(龍形拳、虎形拳、猴形拳、馬形拳、黽形拳、鶏形拳、鷂形拳、燕形拳、蛇形拳、鳥台形拳、鷹形拳、熊形拳)と呼ばれる、十二種の動物の意を表した象形拳を基本としている。代表的な套路には、五行連環拳・雑式捶・四把捶・八字功などがあり、対練には五花砲対練・五行砲対練・安身砲対練(十二形大用対拳)などがある。また、三体式(三才式、三体勢、開勢)という姿勢を基本架式として用いること、歩法には主に跟歩を用いることが特徴的である。かつては河南省に伝わる近親門派である心意六合拳も河南派形意拳と称されたが、現代では混同を避ける為、山西省、河北省伝来のもののみを形意拳と分類している。 六合八法拳(ろくごうはっぽうけん) 六合八法拳は、内家三拳、太極拳、形意拳、八卦掌に続く四番目の内家拳として知られ、「この世で最後の秘伝的拳法」とも言われている。実践的とも知られているこの拳法は、数え切れない程の技と、計り知れない程の戦闘能力を兼ね備えた百科事典的な拳法である。時として、この拳法は、前述の内家三拳をただ単に組み合わせ、融合しただけの拳法と誤解されることも多いが、決してそうではない、例えば、内家拳が太極拳だけではないという事実と同様に、内家三拳が持つ内功は、実は六合八法拳から多大な影響を間接的に受けたと言う説もある。六合八法拳は、他の内家拳と同じ本質、理論を積み重ね、発展し、さらに創意工夫され、現在に至る。この拳法の法則「心意六合八法」は読んで字の如く、六合と八法から成り立っており、その修練の複雑さゆえ、一人の人間がその極意を身に付けるには壮絶なる時間を要する。 南派武術 [編集] 長江以南で広く行われる武術の総称であるが、活発な地域として福建省、広東省があり、それぞれに特徴がある。福建南派の詠春、白眉は短橋狭馬といわれる。橋は腕の使い方を示し、馬は歩形を表す。即ち狭い歩幅で立ち、腕を短く使うことが特徴である。南拳の元になったと言われる洪家拳は長橋大馬と言われ、歩幅を広く取り腕を長く使う。 広東南派系 [編集] 洪家拳、蔡李佛拳などが含まれる。 洪家拳(こうかけん) 洪家拳は、南派の代表的門派であり、制定拳の南拳もこの門派を原型としているために広く知られる南拳のイメージは洪家拳のイメージに近い。歩幅を広く取り強く拳を振るう広東南派の一派であるが、多くの門派から技術を取り入れて長短の技術が完備している。この門派の武術家、黄飛鴻は清代に実在した武術家であるが、彼をモデルとした映画が何本も撮影されており、特に、ジェット・リー主演で映画化された「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」のシリーズが有名。 蔡李佛拳(さいりふっけん) 蔡李佛拳の発祥は今から約170年前で、比較的新しい拳術。蔡李佛百套といわれ、これは徒手や武器、対打などの型が実際に100種あるという意味ではなく、非常に多いという意味である。実際には100種を優に超える。徒手の型は”四十九套”と云われているが、その全てを教えているところはたぶん無く、系統にもよるが約10~20種ほどである。 福建南派系 [編集] 詠春拳、白鶴拳などが含まれる。 詠春拳(えいしゅんけん) 詠春拳は、短橋狭馬の代表格で、狭いスタンスで立ち、スピーディーな手技を用いる。ブルース・リーが学んだ一派として有名である。詠春拳はブルース・リーが初めて学んだ武術として紹介されることが多いが、正確にはブルース・リーが初めて学んだ武術は父から学んだ太極拳である。いくつかの派にわかれて伝えられている。代表的な拳套(型)として小念頭、尋橋、標指があり、木人樁(もくじんとう、木の人形)を使用した訓練でも有名である。 白鶴拳(はっかくけん) 白鶴拳は、詠春拳と同根を為す短橋狭馬の一派で、鶴の動きを取り入れたと言われる[誰?]。狭いスタンス、短く早く使う手法は詠春拳に共通するが、鶴の翼の動きから取り入れられた五形手(木形手、火形手、土形手、金形手、水形手)に特徴がある。現在では4つの門派に別れており、鶴のそれぞれの動作を主としていることから白鶴門鳴鶴拳、白鶴門宿鶴拳、白鶴門食鶴拳、白鶴門飛鶴拳と呼ばれる。 非常に実用的であると評価されており五祖拳や意拳に動作が取り入れられるなど大きな影響を与えている。また、空手にも関係が深い。 武器 [編集] 中国武術の多くの流派では多くの武器を用いる。中国武術においては武器は器械、または兵器と呼ばれるが、ここでは武器という呼称を用いる。使用される武器は門派によって異なるが全く武器を用いないという門派はない。そもそも武術の発達は戦時に武器を取って戦うことに始まることを考慮すると、武術の本質は武器術であり、徒手武術は武器を扱う前に学ぶべき身体の訓練であると考える人もいる。伝統的な門派においては必ず徒手格闘術と武器操法は同一の術理によって構成されている点も見逃せない。詠春拳は八斬刀や六点半棍という武器術は徒手と同様の術を見てとる事が出来るし八極拳は槍術が基本にある。近代において武器術との相関性見てとれない流派が数派存在するが、それら流派は銃器が台頭し始めた近代において登場した。また西欧より流入したボクシング等に対応すべく編み出された格闘試合を想定した流派(新派とも呼称)と見る事も出来る。 武器操法は、武器の形状によって変化し、それに伴って基盤となる身法も若干変化する。よって、多くの武器操法を身に付けられることは、身に付けた武器操法と同じ数の身法を身に付けることとなる。ただし、武器操法は一つの武器に対して、多数存在する。また、武器操法を一つの身法で一貫しようとする門派も多い。 武器には非常に多くの種類があるが、剣、刀、槍、棍が 4大兵器と呼ばれる。剣や刀のように片手でもって扱う、比較的短い武器を短兵・短器械、槍や棍のように両手で扱う長い武器を長兵・長器械等と呼ぶ。これらの分類以外に、鞭のように紐状のものを指す軟器械、手の中に隠す匕首などを指す暗器械、両手にそれぞれ器械を持つ双器械などがある。 短器械 [編集] 剣 中国では剣は両刃で反りのないものを指す。近年は、よくしなるように作られている「軟剣」が主流。突、切、主体で、高度な技術が必要。大型の「双手剣」(両手剣)も存在する。 刀 片刃で反りのあるものが刀である。普通に刀は剣と比べ重量が重いため、角加速度を生かし威力を高めように、円弧を描くような動作がよく見られる。また、叩きつけるように切る動作が多く、最強の攻撃力を誇る武器である。 中国人から見れば、「刀」である日本刀を使うのに剣術あるいは剣道と呼ぶのは奇妙に思われるであろう。日本語では剣から発展して日本刀となった歴史経過からその語義には混淆があり、同じ意味の言葉として用いられることがある。中国語では日本刀は片刃で反りがあるので、"刀術"、"刀道"が正しい表記ということになる。 なお、日本刀を元にした苗刀(みょうとう)の場合、日本刀術にはない「平衡」を行うなど、新たに加えられた動作があるが、基本的な動作は同じである。 長器械 [編集] 棍 棍という真ん中が端より少し太い棒である。よくしなる木の白蝋樹(アオダモと近似のトネリコ属)などで作られる。棍を使った武術である棍術が日本で言うところの棒術となる。なお琉球(沖縄)では中国と同じく棍、棍術である。戦う時に手近の棒を使うことは自然なことであるので最古の武器だと考えられる。棍術では嵩山少林寺のものが有名で棍の少林寺と称された。全ての長器械の基本となる動作を含んでいるために「棍を根と為す」という言葉がある。 ※(→槍#柄も参照) 槍 白蝋樹の棒の柄の先に刃物をつけた構造である。槍は最も洗練された戦場での武器であると考えられている。演じて美しく、実用性も高い。使いこなすには高度な技術と身法が要求される。形意拳は槍の遣い手が創始したという。 ※(→槍#東アジア由来の槍及び長柄武器 (長器械・長兵器)も参照) 関連項目 [編集] * 中国武術一覧 * Category:中国武術家 * 太極拳 * 武術太極拳 (スポーツ) * 散打 * 気功 * 中国剣 * 回族の中国武術 * 槍#東アジア由来の槍及び長柄武器 (長器械・長兵器) 外部リンク [編集] * 中国における古代武術の成立に関する研究-その1- * 中国における古代武術の成立に関する研究-その2- o 中国における古代武術の成立に関する研究-その2-PDF * 中国文化 武術 [表示] 表・話・編・歴 武道・武術 \ 現代武道 古流武術 徒手・組み手術 柔道 | 相撲 | 空手道 | 合気道 | 躰道 | 高専柔道 | 拳法 | 空道 柔術 | 忍術 | 相撲 | 手 (沖縄武術) 武器術 剣道 | 弓道 | 居合道 | なぎなた | 杖道 | 銃剣道 弓術 | 馬術 | 槍術 | 剣術 | 抜刀術 | 居合術 | 薙刀術 | 手裏剣術 | 棒術 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参考文献 * 10 武道と縁の深い神社 * 11 関連項目 * 12 外部リンク 由来 [編集] 「武道」 [編集] 「武道」という言葉は江戸時代には武士道のことを指したが、江戸時代後期頃から武術のことも指すようになった。 明治時代に、武術は廃れ、武術興行などを行いなんとか命脈を保つ状態となった。このような中、嘉納治五郎は柔術を独自に理論化・合理化した講道館柔道を開き乱取り稽古を盛んに行い大いに栄えた。これを参考に日清戦争直後の明治末から大正にかけて、これまでの技術が主となる内容ではなく教育的効用や精神修養を重んじる風潮となり(剣道家の高野佐三郎の歌にも「剣道は神の教えの道なれば やまと心をみがくこの技」とある)日本の伝統的な戦闘技法である武術を精神修養としての道とし、学校教育に採用した。 その背景について、福島大学教授の中村民雄や筑波大学名誉教授の渡辺一郎らの研究によると、武術興行などを行い堕落した(とみなされた)武術と区別するために、教育的に有用である真剣な修行という意味で「武道」という名称を用いたのであるという。 この時に武道と呼ばれた内容は、現代武道、伝統武術の区別はなかったが、伝統武術のみを指す場合は「古武道」・「古流」などと呼ばれる事が多い。近年は「古武術」と呼ぶ場合もある。 学校教育 [編集] 学校教育において明治期には武術は教育困難でかつ有害であるとされていたが、講道館や大日本武徳会による柔道(柔術)、剣術の統一の基本技制定や集団教育法など教授法改良により明治44年(1898年)に旧制中学校の課外授業に撃剣(剣術)と柔術が導入され、名称は武道、剣道、柔道とされ、必修の正課になった。連合国軍最高司令官総司令部により学校での教授は禁止されたが、昭和25年(1950年)に文部科学省の新制中学校の選択教材に柔道、昭和27年(1952年)に剣道が選ばれた。昭和28年(1958年)の中学学習指導要領で、相撲、剣道、柔道などの武道が格技という名称で正課授業が行われた。格技の練習場は「格技場」であるが、地方自治体の体育館などでは「挌技場」という表記も見られる。平成元年(1989年)の新学習指導要領で格技から武道に名称がもどされた。 スポーツとの関係 [編集] スポーツとの関係をどうとらえるかは、以下のように、流派、武道家により様々である。「スポーツ」を「格闘技」に置き換えても同じようなとらえ方がそれぞれ存在する。 * スポーツと武道は対立概念でありスポーツ性が増せば武道性は減る。 * スポーツと武道は対立概念ではなく、武道でありスポーツでもある事は可能。 * 武道の一部にスポーツの部分があるだけで、いくらスポーツの部分が多くなっても全体としてはあくまでも武道に過ぎない。 * ジョギング、チェスやヨガでさえ、スポーツなのだから、武道も当然、スポーツである。したがってどんな形をとろうが武道はスポーツである。 * スポーツの定義は曖昧であり、武道の定義はさらにも増して曖昧である。だからこのようなことを考えるのは意味がない。 試合・競技の導入 [編集] 試合・競技を導入している武道もあるが、本来は、武道の一面に過ぎなかった。 節「#嘉納治五郎が挙げた武道の特徴」で、嘉納治五郎がはじめて武道とした柔道で挙げられるように試合や形競技・演武競技をおこなってこそ武道という考え方もあるが、合気道は誰もが武道と認めるが、ほとんどの流派は試合・競技は行わないよう、「それがない武道は武道とは言えない」ということはない。武道の理想を達成するためには試合・競技を否定する者さえ存在する。 試合・競技のある武道であっても、修行者によって目的は異なり、試合・競技を目標とする者がいる一方で、稽古を中心とし試合・競技にこだわらない者も存在する。試合・競技に強いからといって、武道が持つ技術体系を高レベルで習得しているとは限らないことにも表れる。但し、武道というものは勝負に勝つことが必ずしも至上命題ではないということを覚えておく必要があるだろう。なぜなら武道における試合とは自らの欠点を自分の目にも他人の目にも明らかにすることが目的であるので試合本位・勝利至上主義のスポーツの試合とは性格を異にするものだからである。であるから勝利したとしてもそれは欠点をつかれなかっただけであったり、意図的に無理に防御して(剣道でいう三所避けなど)いるだけであることが多い。 利点 [編集] * 稽古の成果を確認する意味で試合・競技を見据えて稽古する方が熱が入り易い。 欠点 [編集] * 試合・競技を中心に考えて取り組む傾向が強くなり、試合・競技以外の技術がおろそかになったり、技術が本来のものから変質し易い。現代では武道として大事なのは人格の形成、精神の鍛錬であり技術的なことなどはさして重要でなく、武術的な部分は精神的修行の必要な荒くれ者どもを集めるための方便に過ぎないとの考え方もある。 試合・組手の導入 [編集] 利点 [編集] * o 乱取りの機会が増える。 o 技の形骸化の防止。 o 技の改良や誤った伝承の修正が行われ易い。 o 試合用に過ぎないが正しい体裁きの感覚が早く身につく。 o 体力が向上し易い。 欠点 [編集] * その試合規則で有用な技術が重視され、それ以外の技術は疎かになり易い。また、どんな試合規則にしても(禁止技無しでさえ)一対一で合図と共に戦いが始まることが前提となり、不意打ちや隠し武器などを想定した技術まで包括することは難しい。 * 技よりも筋力や速度重視に陥り易い。 形(型)競技・演武競技の導入 [編集] 利点 [編集] * 競技として試合・組手だけを行っていると、形(型)・演武は疎かにされ易くなるので、形(型)競技・演武競技も同時に行えばそれを防ぐことができる。 欠点 [編集] * 形(型)・演武の実用面からの評価は流派、武道家などにより様々であり客観的評価が困難で、見た目の美しさや速度を重視した採点基準になってしまい、「本来の姿」から乖離してしまう(中国武術#伝統拳と制定拳参照)。しかし、「美」は武道の三大要素「用・美・道」のひとつで大事なことだとの反論もある。 嘉納治五郎が挙げた武道の特徴 [編集] 明治初期、柔道の開祖嘉納治五郎は柔道(武道)の特徴を次のように挙げた。 * 柔道(個別武道)が根本原理であること。 * 練習・試合することで、人格の完成をめざすこと。 * 全国組織があり、日本全国で練習・試合できること。 * 少数の基本技と多数の応用技があること。 * 試合競技があること。 * 昇段制度があること。 主な武道(新興武道含む) [編集] * 柔道* 剣道* 弓道* 杖道* 合気道* 空手道* 相撲道* 居合道 * 銃剣道* なぎなた* 日本拳法* 少林寺拳法* 忍術* 空道 * 躰道* 護道* 日本泳法* 親英体道(親和体道)* 新体道* 自成道 * 御互道 * テコンドー(跆拳道) * スポーツチャンバラ* スポーツ吹き矢* 掣圏真陰流* 柔法徹化拳 * 骨法 (格闘技)* 躰全道* 相生道* 心体育道* 北道院拳法 * メビウス∞気流法* 拳正道* 長剣道* 短剣道 * 禅刀道* 南武道* 小太刀道* 太道* 刀道* 槍道 段・級 [編集] 戦前に大日本武徳会が柔道・剣道・弓道に段級位制を採用(段位制は講道館が、級位制は警視庁が先行して採用)して以降、他の武道にも採用され現在に至っている。ただしその区分けはそれぞれ歴史的経緯があり、武道によりまったく異なる。また判定によらず功績等により与えられる名誉段位がある。 * 級 - なお、飛び級することもある。 * o 十級、九級、八級、七級、六級、五級、四級、三級、二級、一級 * 段 * o 初段、二段、三段、四段、五段、六段、七段、八段、九段、十段 称号 [編集] * 範士 - 七段以上相当(全日本居合道連盟では八段以上相当) * (準範士) - (全日本居合道連盟のみ制定している称号) * 教士 - 六段以上相当(全日本居合道連盟では七段以上相当) * 錬士 - 五段以上相当(全日本居合道連盟では六段以上相当) 武道においては、錬士・教士・(準範士)・範士の称号が広く制定されている。これらの称号の起源は明治期において、大日本武徳会が武道に精励した者に対して精錬証を授けたことが後に錬士の称号制定につながっているとされ、達士(後に教士)、範士の称号とともに剣道の称号として成立したことによる。これらの称号は後に居合道、杖道、弓道、空手などで広く見られる。 武道の理論 [編集] * 嘉納治五郎の武道論 * 富木謙治の武道論 * 南郷継正の理論 - 唯物論的弁証法により武道を科学として解明し、武道本質論、武技上達論、勝負論など確立したとしているが、理論に基づく成果が全く提示されていないという指摘がされている。 参考文献 [編集] * 『武道の誕生 』井上俊 吉川弘文館 2004年 ISBN 4642055797 武道と縁の深い神社 [編集] * 鹿島神宮 * 香取神宮 - 武術・武道の神とされ、「鹿島大明神」・「香取大明神」として道場に祀られることが多い。 * 林崎居合神社 - 居合の始祖・林崎重信公を祀る。 関連項目 [編集] * 日本武道館 * 受け 外部リンク [編集] * 武道論とその課題 * 井上俊『武道の誕生』吉川弘文館 * 「嘉納治五郎の近代認識と柔道」 * 武道人名事典 * 自成道 時津賢児 * 居合道は終生不退全霊傾注の心術(ジャック・マルシィアノ筆) * 銃剣道連盟公認サイト「ジュウケン」 [表示] 表・話・編・歴 武道・武術 \ 現代武道 古流武術 徒手・組み手術 柔道 | 相撲 | 空手道 | 合気道 | 躰道 | 高専柔道 | 拳法 | 空道 柔術 | 忍術 | 相撲 | 手 (沖縄武術) 武器術 剣道 | 弓道 | 居合道 | なぎなた | 杖道 | 銃剣道 弓術 | 馬術 | 槍術 | 剣術 | 抜刀術 | 居合術 | 薙刀術 | 手裏剣術 | 棒術 | 半棒術 | 杖術 | 鎖鎌術 | 含針術 | 忍術 | 砲術 | 琉球古武術 伝統・儀式 栄誉礼 | 流鏑馬 | 笠懸 | 犬追物 | 騎射三物 世界 武術太極拳 | 散打 | 截拳道 | ハプキドー | テコンドー | ブラジリアン柔術 | フェンシング | ボクシング | キックボクシング | シュートボクシング | レスリング | アマチュアレスリング | グラップリング 中国武術 | ラウェイ | ムエタイ | テッキョン | カポエイラ | サバット | グリマ | サンボ | シュアイジャオ | シルム | ヤールギュレシ | クシュティ | エスクリマ | フェンシング | パンクラチオン | カラリパヤット | シラット | 闘牛 警察・軍隊等 近接格闘術 | 逮捕術 | 自衛隊格闘術 | 自衛隊逮捕術 | 矯正護身術 | 側衛術 | 綜警護身術| 護身術 | クボタン | フェアバーン・システム | クラヴ・マガ | システマ | 特攻武術 | 銃剣術 十手術 | 捕手術 | 捕縄術 | もじり術